学習成果

KIST では、IB  2 つのプログラム(PYPDP)をすべて提供しており、集大成となるディプロマプログラムで成功するために調整されたカリキュラム内容となっています。 KISTでは、Grade1112の生徒全員がディプロマプログラムを履修しています。

開校以来、KISTDPの平均点はDPの世界平均点を大きく上回っています。

過去5年間のKISTDP成績の統計を下表に示します。

IBディプロマ・プログラムを履修する学生は6科目を学び、各科目で最大7点を獲得することができます。さらに、ディプロマ・プログラムの中核となる必須評価項目であるExtended EssayTheory of Knowledgeのコースを修了することで、3点を追加で取得することができます。これにより、ディプロマ・プログラムの最高得点は45点となります。

*世界的な統計によると、DPをフルで受講する生徒は50%以下で、そのうち約80%の生徒がIBディプロマを取得しています。

KISTは、DPの卒業生による素晴らしい結果を今年も達成できたことを非常に誇りに思っています。

 2022年度卒業生の特筆すべき点を共有させていただきます:

  • 35名中33名(94%)がフルディプロマを取得しました。世界平均の78%と比較すると、その差は歴然です。
  • KISTのフルディプロマ履修者33名中33名(100%)がIBディプロマを取得しました。世界平均の86%と比較すると、その差は歴然としています。
  • IBディプロマを取得したKIST生の平均点は42.1点で、IBディプロマ世界平均の32.0点を10点以上上回りました。
  • 6 名(18%)の生徒が 45 点の満点を獲得しましたが、これは世界でも 0.74%しか達成できない得点です。
  • 13 名(39%)の生徒が 44 点以上を獲得し、こちらは世界全体の 2%に相当します。
  • 27 名(85%)の生徒が 40 点以上を獲得し、これは世界全体の14%にあたります。
  • IB DPを取得したうち、20名のKIST生(61%)は42点以上を獲得し、KIST "Learning for Life" 大学サポート奨学金の対象となりました。

KIST2022年の卒業生は、KISTで提供しているコースの96%でIB世界平均点を0.5点以上上回る成績を収め(下記の緑と青の網掛け)、86%のコースでIB世界平均点を1点以上上回る成績を収めました(下記の青の網掛け部分)。

下のグラフは、KISTの平均値の内訳と、各コースのIB DP世界平均スコアとの比較を示しています。

 

* Pamoja Educationで履修・学習された教科


 

KISTはPearson Edexcel IGCSE認定校で、全てのKIST生がG10でIGCSE公式テストを受験します。

IGCSE試験では1~9のスケールで評価が行われ、最高点は9点です。

Edexcel IGCSE の詳細はこちらからご覧いただけます

20225月のIGCSE試験結果です。この表はKISTIGCSE科目平均とレベル9-7の達成率を比較したものです。9-7レベルの達成度は、世界的に比較のために使用される基準です。最後の列は、KISTと世界の達成度の数値の差です。 

IGCSE Subject

KIST Subject Average

Percentage of KIST Candidates

achieving Grades 9-7 (%)

Percentage of Worldwide Candidates achieving Grades 9-7 (%)

Difference of KIST v. Worldwide Candidates (%)

Biology

8.7

100

73

+27

Business

8.2

94

33

+61

Chemistry

8.4

100

73

+27

Double Award Science

8.7

100

73

+27

Economics

8.2

92

52

+40

English Language A

8.0

88

59

+29

English Literature

7.9

91

62

+29

Further Pure Maths

8.4

100

59

+41

History

8.6

100

67

+33

Geography

8.1

100

66

+34

Mathematics A

8.8

100

60

+40

Mathematics B

8.9

100

61

+39

Physics

8.5

100

62

+38

 

 

国際的な基準に照らしあわせて、生徒の達成度を測るため、3年から9年のKIST生徒は全員、算数・数学、リーディング、論説・説明文の能力を評価する統一テストであるインターナショナルスクール評価テスト(ISA)を受験します。ISAの詳細はこちら

KISTの2021-22年度ISAテスト結果は以下のとおりです。

 

 

 

生徒の進度を国際的な指標と比較し、大学への出願準備を行うため、KISTの全10年生は毎年11月にCollege Board PSATを受験します。PSAT はSATと同様の基準で採点されるため、生徒がPSATで取得した得点は、今後、SATで取得するであろう得点だと言えるでしょう。PSATはCollege Boardが実施する数学と、具体的な証例(Evidence)に基づいた理論ベースのリーディング、ライティングの統一テストです。PSATの詳細はこちら からご確認いただけます。

 以下はCollege Boardの発表した指標と比較した2022-23年のKISTの10年生の得点です。College Board は10生及び11年生の大学進学準備の到達度指標を発表しています。以下の結果はKISTの10年生の物のみですが、比較対象として11年生の指標も記載しました。

今年も、KIST生はPSATの10年・11年の指標をはるかに上回る結果を達成しました。また、特筆すべきは、全生徒が、全ての要素においてCollege Boardの指標を上回っていたことです。特に、PSATの数学問題では、生徒の86%が世界結果の上位10%に位置したことを誇らしく思っています(KIST生の50%以上が過去7年間、継続して世界結果の上位10%に位置しています)。今回のPSAT試験では、当校の生徒の56%が世界結果の上位10%に位置しました

 

これらのデータはこれまで行ってきた取り組みがKISTでの指導と学習に良好な影響を与えたことを証明しています。過去8年間のPSAT成績推移のグラフは以下の通りです。