創立者のビジョン

ケイ・インターナショナルスクール東京のウェブサイトにようこそ。このウェブサイトが、皆様が当校や当校が提供するサービスについて知ることの出来る場としてお役に立てばと思います。

当校の創立者であり理事長、副理事長であることから、私たちはよく、なぜインターナショナルスクールを始めたのかと質問されます。このことが私たちの心に浮かんだのは、以前アフリカ人の小さい男の子がいじめを受けて泣いている姿を目にしたときのことです。彼は私たちに、「なぜ僕の肌の色はみんなと違うの?なぜ僕は日本人じゃないの?」と聞いてきました。私たちはその言葉に非常に胸を痛めました。そして、彼の言ったこの言葉が、私たちがインターナショナルスクールを始める大きな要因になりました。

以前はインターナショナルスクールと言えば、ごく一部の恵まれた家庭の子供しか通うことの出来ない場所でした。様々な理由でインターナショナルスクールに通えない子供たちはやむなく日本の学校に行く以外なく、そこで、文化や言語や人種の違いでいじめにあい、つらい思いをしてきました。私たちはこのことに不公平と不合理を感じ、これらの子供たちのために何かが出来るかを考え、インターナショナルスクールを開校することにしました。

当校の初期のビジョンは、様々な背景や能力を持った子供たちが、質の高い国際的な全人教育をうけられる、安全で偏見や不公平がない環境を提供することでした。しかし、次第に、多様な背景を持った生徒たちに単に安全な環境を提供するだけでは不十分だと気づかされました。

ある日、経済的に豊かではない国からきた生徒が、私たちのところに来て、泣きながらこう話し始めました:「もし、いつか父が職を失ったら僕が働いて家族を支えなければなりません。そうするためには良い大学に入って高待遇が得られる職に就く必要があるのです。もし、良い職を得られなかったら帰国しなければなりません。自国には高待遇の職はなく、家族を支えることは不可能です」。 私達はこの言葉に強い衝撃を受け、彼のような生徒が親の地位や経済状況、国籍に左右されることなく、自力で目標が達成できるように、高いスキルと知識を身につけられる教育と環境を提供しなくてはいけないと思いました。経済的に恵まれなくても、成績優秀者に与えられる学費が免除となる給付型奨学金を得られれば、一流大学への道が開ける。生徒に進学の可能性を出来る限り提供できるよう、私達は国際水準に沿った学問的に高いレベルの学校を目指すことを決意しました。そして、2011年4月に大きく舵を切り様々な改革を行い、日本のIBスクールにおいて連続一位となる成績を残すなど、確実に成果を出しています。

当校が提供しているカリキュラムは、国際バカロレア機構が開発したプログラムに基づいており、生徒に我々が住んでいる世界について研究していく大きな機会を提供することを目的としています。しかし、このカリキュラムは全ての生徒に合うわけではありません。当校の生徒であるということは高い期待値が要求されることであり、生徒自身の努力と親からの十分なサポートが必要となります。当校は私立校として、私たちの提供しているカリキュラムが最大限の利益になる生徒を求めています。しかし、これは優れた生徒だけを求めているという意味ではありません。私たちは学問的にやる気があり、将来の目標を持った生徒を求めています。私たちは真面目に勉強し、常にベストを尽くし頑張る生徒を求めています。さらに、思いやりがあり、人を尊敬し、仲間と助け合いながら学んでいく生徒を求めています。私たちは受け身的ではなく、自ら積極的に学ぼうとする、世界についてもっと知りたいと願う情熱をもった生徒を求めています。そして、世界を少しでも良くしようと考え、その実現のために行動し、努力をする生徒を求めています。生徒が当校で成長する姿を見ることが私たちの喜びです。

学校が大きくなっていく中で、私たちは様々な可能性に胸を躍らせています。生徒たちを国際的な考え方で物事を考えられる利他の心を持った人間に育てるという私たちの夢は、まだ始まったばかりです。

当校のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。

 

小牧義重・孝子

創立者・理事長・副理事長