若者の未来を拓くための奨学金制度へのご支援のお願い

ご支援のお願いにあたり創設者からのご挨拶

外国人や帰国子女などが通う日本にあるインターナショナルスクールは、政府から補助が殆ど受けられないこともあり 、学費が高く、そのため経済的に恵まれた家庭や親に社会的地位のある子供だけが国際的な質の高い教育を受けることができるという状況にありました。その状況を改善し、少しでも多くの子供たちが国際教育を受けるチャンスを得て、グローバル社会で有能な社会人として貢献できるよう、手の届きやすい学費で質の高い国際教育を提供する学校として1997年にケイ・インターナショナルスクール東京(KIST)を開校致しました。


KISTは、将来グローバル社会で活躍するために必要な知識とスキルを高いレベルで身に付けることができることで、世界的に高い評価を受けている国際バカロレア(IB)から認可を得て、IBのプログラムを幼稚園から高校まで提供している、東京エリアで唯一の学校です(2016年1月現在)。高校最後の2年間で履修するIBのディプロマプログラム終了時には、世界中の大学への入学資格となる世界共通試験が毎年実施され、2015年5月に行われた試験には、138か国2,437校141,828人が参加しました。KISTはその世界共通試験において他校と差をつけ日本でトップの成績を収めています。

非常に優秀な生徒が多数在籍する当校の特色は、アメリカのプリンストン大学やスタンフォード大学、日本の東京大学や早稲田大学、韓国のソウル大学など各国のトップレベルの大学から学費一部もしくは全額免除(いずれも返済不要)となる奨学金付きで合格する生徒が多いことです。

KISTでは、優秀な生徒をサポートするために在校生向けに様々な奨学金制度を設けておりますが、今回グローバル社会への貢献として、外部の有望な生徒を対象とした奨学金制度を設けました。しかしながら、当校だけでこの取り組みを成功させるには資金的に限界があります。付きましては、この取り組みに賛同される皆様にご支援をお願い申し上げる次第です。

この奨学金制度が、一人でも多くの子供に光を与え、将来グローバル社会で彼らが貢献することにより、より良い世界となる一助になることを心から願っています。

 

ケイ・インターナショナルスクール創設者
小牧 義重

 


ご支援のお申込み

以下のオンラインフォームにてお申込みください。

オンライン申込書

 

本奨学金制度概要:

 

問い合わせ先:
Development Department
Tel: 03-3642-9992
E-mail:
info@kist.ed.jp

 


本奨学金制度概要

次世代のリーダーとなる資質を持つと思われる、卓越した学力と能力を有し、かつ人格的にも優れていることを証明しながらも、経済的な事情により、質の高い国際教育を受けることが出来ない国内外の子どもたちを対象に、KISTではFuture Horizons Schorlarship Program(フューチャー ホライゾン スカラシップ プログラム:若者の未来を拓くための奨学金制度)を提供しています。本奨学金はKISTの10年生又は11年生に入学を希望する生徒を対象とし、経済的な事情を含む選考基準に基づき検討の上、授与されます。 奨学金受給者は、状況に応じ生徒納付金を100%まで補助され、経済や住居の状況に応じてテキストブックやコンピュータなどの必需品や寮の提供を受けることが出来ます。 

 

 

必要経費

10年生-12年生 寮不要

700万円程度


11年生-12年生 寮不要


500万円超


10年生-12年生 寮要


1,100万円程度


11年生-12年生 寮要


800万円程度

これらの必要経費の内、本プログラムへの支援者からのご寄附で奨学生1名当たり500万円を賄うべくご支援を募らせて頂きたいと思います。また、学校の社会貢献の一環として、学生納付金の割引を提供し、KISTと支援者の皆様と共に奨学生を支えていきます。


本プログラムへのご寄附は企業様や事業主様、個人の皆様から一口100万円より受け付けさせていただきます。寄附金が5口、500万円集まる毎に、奨学金付与対象者1名を厳正な選考の上、入学を許可します。ご寄附による本奨学金へのご支援は年間最大4名分まで、20口2,000万円までの募集となります。


経済的な理由によって進学をあきらめざるを得ない有能な資質を持った子供たちをサポートし、将来グローバル社会でリーダーとして活躍する人材を育てるために、皆様のご支援を是非ともよろしくお願いいたします。

 

KIST卒業生からのメッセージ
Carmina
2010年度卒業
 

大学・大学院での専攻:

  • Yale大学、Yale School of Management での経営学修士及びYale Jackson Institute for Global Affairs での国際関係学修士の複数専攻(ジョイントプログラム)
  • 工学士- オペレーションズリサーチ及びファイナンシャル・エンジニアリング (Princeton University)

 

近況:
現在Yale大学にて二つの修士号取得を目指しています: Yale School of Management での経営学修士(MBA)及びYale Jackson Institute for Global Affairs での国際関係学修士です。プリンストンを工学士として卒業後、ニューヨークの金融市場、Black Rockでアナリストとして勤務していました。
 

DPを履修したことで得たこと、良かったこと:
私にとって、ディプロマ・プログラムは、世界を、例えば物理や歴史といった単一の視点からではなく、相対的に見ることが出来るようになるための鍵となったものでした。私たちは、現在の政治、経済、社会現象の根幹をなす事柄について各分野や、定理間の関係や類似性について考察することを学びました。私たちの周りの世界を取り巻く革新や出来事への多角的なものの見方を通して、私は人々の生活をより良くするための機会を探るための力を得ました。
 

DP履修によって変わったこと:
ディプロマ・プログラム、特にTOK (知識の論理)とExtended Essay (課題論文)を履修したことで、間違った答えというものはないということ、また自身が学ぶ意欲を持つ限り、世界は限りない実験と学習の場であるということを学びました。この考えは、私自身が将来の進路や、学習に取り組む姿勢を作り上げてくれました。学習においても、自身の社会的な関わりや性格上の事柄であっても、より良い結果のために困難に挑戦することを恐れないようになりました。この考え方とともに、私たちが評価される方法:研究レポートから論文、発表なども、様々な「困難や課題」に取り組むための様々な方法を私に与えてくれました。
 

本奨学金プログラム支援者の方々へのメッセージ:
ディプロマ・プログラム、特にKISTという支援体制の整った学校でのプログラムを通して学んだことは私にとってアメリカの大学に出願するという夢を叶えるためのパスポートとなりました。日本に移住したフィリピン人として、これは他の皆さんと是非共有したい大いなる祝福でした。私がそうであったようにディプロマ・プログラムとケイ・インターナショナルスクールのおかげで、より多くの生徒達が、世界により良い影響を与える一助となる進路を選択できるようになることが私の願いです。

 

George
2008年度卒業
 

大学・大学院での専攻:

  • コンピュータサイエンス (2008-2012, Boston University)
  • コンピュータサイエンス、専門はデータマイニング (PhD, 2012-now, at the University of Illinois at Urbana-Champaign)

近況:
データマイニング・応用機械学習で博士課程を開始しましたが、インターンシップ(夏に Google, Groupon, AmEx, 及びBloombergで実施))を通して自分がよりHigh Impactな製品を作ることに興味があるということに気付きました。このため、学校を一時的に休学し、Palantir Technologiesで働いています。彼らは私をロンドンオフィスで受け入れてくれているので、週末には色々と観光をしています(そしてあまり上手くない写真を撮ったりしています)。


DPを履修したことで得たこと、良かったこと:
(1)DPを終了したことで、大学での1年分の単位を獲得しました。そのため、必修の講義を受講する必要がなくなり、本当に興味のある授業をとることが出来ました。
(2) DPでは、そのときは役に立つとは思わなかったものの、後に非常に役に立った文献に触れることが出来ました。例えば、私は理系人間として、英文学で学んだことが役に立つとは思っていなかったのですが、これは間違っていました。10年近く後の今、小説を手にするたびにMr. Rentouleのクラスで学んだ技術を適用している自分を発見しました。そのため、読書がより充実したものになっています。
 

DP履修によって変わったこと:
私は人生・職業に関する決定の多くを大学時代に行いましたが、DPは私を人生の転換期に備える力を与えてくれました。おかげで、私は自信を持って自分の将来に向けた道を切り開いていくことが出来ます。

 


ご支援のお申込み

以下のオンラインフォームにてお申込みください。

オンライン申込書

 

本奨学金制度概要:

 

問い合わせ先:
Development Department
Tel: 03-3642-9992
E-mail:
info@kist.ed.jp